ミュージカルオペラ


魔 笛(魔法の笛と鈴)

 

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ミュージカルオペラと名付けましたのは、オペラのしっかりとした歌唱力を身に付けた歌手が、ミュージカルの役者のように、自由に歌い踊りながら演じるからです。
この「魔笛」は全国ですでに150回以上の上演を重ねていますが、立派な大ホールでも、体育館のようなところでも上演致しましたし、街角に突然現れて上演することさえございました。どんなところでもフレキシブルに上演できるのが特徴でもあります。

さて、モーツァルトのオペラ「魔笛」の一番の特徴は、この中にある多種多様な素晴らしい音楽そのものでしょう。モーツァルトは「魔笛」の中に呆れるほどいろんな音楽を書き込みました。そしてそのどれもがそれぞれの色彩を輝かせて、私たち現代人の心に優しく響いてきます。

私たちは小編成の演奏でありながら、創意と工夫で、モーツァルトの音楽のよさをどこまで引き出せるかにチャレンジしました。演出もモーツァルトの音楽そのものを、充分楽しめる雰囲気を作り出すことを前提条件にプランを進めました。
もちろんそれは歌手達の表現力豊かな演技と歌唱に裏づけされたものですが。また全体の長さも、リズムとバランスを整えながら、楽しいところを中心に、2時間程度にまとめ上げました。訳詞と台詞も150回の公演の中で練り上げられたものですが、現代世相にももちろんステキなメッセージが込められております。


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あ ら す じ

第1場  夜の女王が支配する深い森の中
ある国の王子タミーノが大切な使命をもってこの国にやってきます。ところが大蛇に追われ森の中に迷いこんだところを夜の女王の侍女3人に救われます。そこへ夜の女王に鳥を届けては、その替わりに食べ物をもらって生活しているパパゲーノがやってきます。
タミーノは夜の女王の一人娘パミーナの絵姿を見て、そのパミーナに一目惚れしてしまいますが、そこに夜の女王が現れ、娘のパミーナがザラストロにさらわれたことを告げ、パミーナを助け出してくれるようタミーノに頼んで去ります。そしてタミーノには魔法の笛、パパゲーノにも魔法の鈴を与えられ、勇気を出して二人はザラストロの城へと向かいます。

第2場  ザラストロの城の前
ザラストロに仕える黒人のモノスタトスがパミーナをいじめているところへ、パパゲーノがタミーノとはぐれて一人でやってきてモノスタトスと顔を合せ、お互いに気味悪がって逃げ出しますが、パパゲーノはすぐ戻ってきてパミーナに事情を説明してその場を一緒に逃げ去ります。
続いてタミーノが三人の天使達に導かれやってきますが、パパゲーノ達と行き違いになってしまったので、お互いに笛で合図し合うのですが、パパゲーノの方は再びモノスタトスに見つけだされてしまいます。しかしあわやというところで夜の女王から与えられた魔法の鈴を鳴らすと……

第3場  試 練 の 場
タミーノとパパゲーノはザラストロに会いに行ってザラストロが悪者ではなく、真の徳の高い立派な人であることを知ると、二人は高貴な人間になるための試練を受けることにします。
タミーノは魔法の笛の力でみごとその試練を乗り越えてパミーナと結ばれ、ザラストロの後を継いでこの世界の支配者となりますが、パパゲーノの方は試練に破れ自殺しかけます……するとそこに……

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◆ 写 真 集 ◆